2024年1月28日
脳疲労とは?
「脳疲労」とは、情報が溢れる現代において、脳の情報処理が追い付いていない状態を指す言葉です。
インターネットの発達で、SNSや動画配信サービスを日常的に利用するようになってからは、10年前の300倍(!)ものデータがやり取りされているといわれ、脳への情報のインプット量がとても増えています。そうなると脳が情報を処理しきれず、集中力が続かなかったり、ミスが増えたりしやすくなるとされています。
なぜ脳は疲れるの?
脳は、重量としては体重のおおよそ2%ほどとわずかです。しかし、落ち着いている時のエネルギー消費量は、全体の約20%も占めていてとてもエネルギーを使う臓器といえます。
頭を働かせている状態だけでなく、身体の各臓器を動かしたり、身体を維持するために常に活動しており、常にアイドリング状態で思った以上にエネルギー消費をしています。
その結果、ストレスも受けやすくなってしまうのです。
脳の疲れのサインとは?
・集中力の低下によるミスが増える
・感情のコントロールがしにくくなる
・自律神経が乱れる
・うつ病や不安障害のリスクもあがる
脳疲労の原因とは
○スマートフォンやパソコンの使い過ぎ○
脳疲労の大きな原因の一つには、スマートフォンやPCなどの影響が考えられます。
スマートフォンを利用すると手軽に調べ物ができたり、SNSで誰とでもコミュニケーションがとれたりと便利な反面、脳が受け取る情報量が増えてしまいます。
仕事でPCを使った後に、「さあ!息抜きをしよう!」とSNSをチェックしても、脳を休めるどころか、インプット量を増やしてかえって疲れさせているかもしれません。
近年、スマホ脳とも呼ばれ、書籍も出るなど問題提起もされています。
○睡眠不足○
脳疲労の悪化要因として、睡眠不足もあげられます。
脳は「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い睡眠時に休んでいるため、睡眠が十分でないと脳の疲労がなかなか回復しません。脳の疲労が積もってしまうと慢性的な疲労状態となり、集中力の低下などにつながっていきます。一方の「レム睡眠」も、脳波としては浅い睡眠でありますが、多量に入ってきたジャンク情報を淘汰し消去するために大切な睡眠です。朝の目覚めのすっきり感には、どちらの睡眠もバランスよく必要といわれています。
○精神的ストレス○
脳が疲れてしまう要因として、精神的ストレスも大きく影響していると考えられています。
精神的なストレスは身体の不調や不眠につながり、脳の疲れを助長するおそれがあります。「眠れない」ということ自体もストレスとなってしまうため、悪循環に陥ってしまうことも(´;ω;`)
脳疲労を回復させる対処法とは?
①リラックスする時間を増やす
脳の疲労を回復させるために、リラックスした時間を増やしましょう。アロマなどを活用したり、音楽を聴いたりして、のんびりする意識をすると◎。
また、マッサージをすると身体を緩めることが出来るので、さらにリラックスできます。
さらに、脳疲労に効果があると考えられているのが、みどりの香りです。
みどりの香りは、「葉っぱの香り」です。ストレスを解消したり、疲労の回復を促したりする効果が報告されているため、気分転換に自然のある場所へ散歩をするのも効果的です。
②スケジュールを整理してみる
脳の疲れを軽減し、健康な毎日を過ごすためにはスケジュールの整理も大切です。覚えておく事が多いと、脳の負荷も大きくなってしまいます。リマインダーをうまく活用したり、タイマーをかけたりしてテクノロジーに頼るのも◎。
スマートフォンは見すぎると脳疲労の原因にもなりますが、適度に活用すると脳疲労の軽減にも役立ってくれます(*^^*)
③睡眠をしっかり取る
十分な睡眠を取ることは、脳疲労の回復のためにとても重要です。適当な睡眠時間は個人差があるため、あまり時間にはこだわらず、毎日すっきり自然に起きられる状態を目指しましょう。
④睡眠前のデジタル機器の利用を控える
質のよい睡眠を促すためにも、眠る前のデジタル機器の利用は控えましょう。
スマートフォンなどの光は、睡眠や覚醒のリズムを調整する「メラトニン」というホルモンの分泌を抑えます。
ベッドに入ってから眠りにつくまでの間、スマートフォンについ手を伸ばしてしまいがちという方は、枕元に置くのではなく、充電器をデスクの上に置くなどして物理的な距離を置くこともよいでしょう。
⑤マインドフルネスをする
脳の疲労を回復するために、「マインドフルネス」を活用するのもよいでしょう。マインドフルネスとは、「いま」起きている出来事に着目する心の状態のことで、過去の後悔や未来への不安にとらわれない状態を作ることを指す言葉です。何も考えずに集中することで、脳に空白を作りだします。
○マインドフルネスのやりかた○
①できるだけ雑念を払って静かにする
②特定の心地よい姿勢(座る、横になる、歩くも◎)
③一点に集中すること(自分の呼吸、物体、身体の感覚)
④開いた思考(判断することなく雑念を自然に横へ流す)
ぼーっとしている状態は、一見何も考えていないように見えますが、実は脳はあれこれと他愛もないことに考えを巡らせている状態にあります。マインドフルネスを実施すると、クリエイティビティが高まり「ひらめき」が起こりやすくなるというメリットもあります。
マインドフルネスの時間を取ることが難しいという方は、「やり慣れた単純作業に切り替える」方法がおすすめです。やり慣れた作業は、脳が注意を割かずとも簡単作業できるので、無意識にぼーっとできるようになります。
ぜひ試してみてください!
ヘッドマッサージ専門店 アタマファクトリー
【新宿店】
◆ご予約電話番号:03-6886-2890
◆住所:東京都新宿区西新宿1-5-12 ニューセントラルビル7階(新宿駅西口徒歩1分)
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