髪の洗い方次第で頭皮スッキリ！ニオイやベタつきを解消する5つのポイントとは？

毎日の猛暑であっという間に汗びっしょりの日々ですね( ; ; )
暑さで良く髪の毛を触っていたり、頭がかゆくなったり、帽子を取ったときにモワッとしたニオイが気になったりしませんか？
それは頭皮の皮脂や汗が原因かもしれません。今回は頭皮の汚れをしっかり洗うポイントをご紹介します！コツをおさえて、爽快＆清潔な頭皮で快適に過ごしましょう。

ベタつく、ムズムズ、臭う・・・頭皮トラブルの原因は？

出典：photoAC

ニオイが気になったり、かゆかったり、頭皮がベタつく原因は、主に皮脂と汗が関係しています。
頭皮は、「皮脂腺」と呼ばれる皮脂の出る腺が全身で最も多く、汗を出す「汗腺」は、手のひらや足の裏の次に多くあり、皮脂も汗も分泌する量が多いのが特徴です。
分泌された皮脂や汗は、頭皮を乾燥から守る働きをしているのですが、肌表面の「常在菌」が皮脂を分解して生成する脂肪酸の中には、肌を刺激してかゆみや赤みを発生させたり、頭皮のニオイの原因になるものもあります。
さらに、ホルモンバランスや加齢、その日の体調などによって皮脂、汗の量、成分が変化することで、ニオイが変わることもあります。
特に子どもは、皮脂や汗など新陳代謝が活発なので注意してあげましょう。

髪の洗い方をセルフチェック！あなたはいくつ当てはまる？

特に正しく教わる訳ではなく、人それぞれ自分流がある髪の洗い方。以下の項目で、思い当たることはありませんか？

□髪のもつれはそのままで洗う
□髪の表面ひさっとぬらしてすぐシャンプーを付ける
□髪の表面をやさしく撫でるように洗う
□コンディショナーは髪全体にたっぷり付けて、すすぎは少しにする
□ドライヤーで少し乾かして終わりにしている

1つでも当てはまる人は要注意！1つもなかった方もぜひ、次の5つのポイントをチェックしてみてください！

頭皮の臭いやベタつきを解消！上手なシャンプー5つのポイント

出典：photoAC

○Point1 ぬらす前にブラシで髪のをしっかりとく

髪はぬれると絡まりやすく、絡まると頭皮までしっかり洗いにくくなります。それだけでなく髪も傷むので、濡らす前に目の粗いブラシやクシで、髪のもつれをほどいておきます。長期間洗髪できなかったりして頭皮の汚れが気になる場合は、頭皮への当たりが柔らかいクッションブラシなどで頭皮の汚れも浮かせておきましょう。

○Point2 まずお湯で、頭皮と髪を十分に予洗いする

シャンプーを付ける前にお湯で十分に流すだけで、汚れはほぼ洗い流せます。指で頭皮や髪の根元を触りながら、頭皮と髪全体をしっかり濡らしましょう。シャンプーが全体に行き渡って頭皮まで洗いやすくなります。

○Point3 指の先ではなく腹で頭皮を洗う

①シャンプーを手のひらで軽く伸ばします。
②顔周り、後頭部や耳の上、後ろなどの髪の重なりの多い部分の根元にもシャンプーを付けて伸ばします。
③指の腹で小刻みにマッサージするように、頭皮や根元全体にシャンプーを広げて洗います。指で触って、頭皮や髪の根元の泡が消えていたら、シャンプーを足しましょう。
耳まわりや後頭部や耳の上、耳の後ろなどは洗い残しやすいので、しっかり頭皮に触れて洗うことを意識してください。襟足は、髪をかきあげる要領で首筋から髪の内側に手を入れます。
爪が長い方や子どもなど、髪の内側を洗いづらい場合は、シャンプーブラシがオススメ。

○Point4 コンディショナーやトリートメントは毛先に付けて、すすぎはしっかり！

コンディショナーもトリートメントも髪の状態を良くするものです。頭皮ではなく髪のみに付けます。毛先から髪全体になじませ、手ぐしで毛流れを整えながら行き渡らせてください。
髪になじませたら、指の腹で頭皮からすすぎ始め、髪は指を通しながらぬるついた部分がないように十分にすすぎましょう。 すすぎ足りないと成分が髪全体に十分行き渡らず、部分的に偏ったり、固まりで残ってベタつきの原因になります。

○Point5 根元から乾かすと、見た目も頭皮もスッキリ！

根元の水分をしっかり取ると、効率良く乾きます。また、根元からしっかり乾かすことで頭皮もスッキリし、毛流れも整い、根元からふんわりした清潔感のある見た目に仕上がります。
まずはタオルで髪の水気をオフし、髪が長い場合はタオルで髪を包み込むようにして優しく叩きます。その後、タオルを頭にかぶり、指の腹で頭皮や髪の根元の水分をしっかり拭き取りましょう。濡れている髪を整えるときは、目の粗いブラシやクシを使うと◎。

シャンプーで頭皮をしっかり洗うことがイヤな臭いやベタつきを防ぐカギとなります。自己流で洗っていた人も、先程紹介した5つのポイントを押さえて、頭皮をスッキリ爽やかにし、夏を乗り切りっていきましょう(*^^*)