夏の頭皮トラブルは正しいシャンプーで解決しよう！

今年は梅雨が長いなあ…と思っていたら、いきなりの夏模様！暑さに身体がついて行かず体調を崩してはいませんか？実は身体だけでなく頭皮も夏のダメージを受けやすいのです(；；)今回は夏の正しい頭皮ケアをご紹介します！

夏の頭皮に起こりやすいトラブルとは？

出典：photoAC

太陽からの紫外線が降り注ぐ夏は、髪も頭皮もトラブルを起こしやすくなります。紫外線のダメージや、気温が上昇して汗や皮脂の分泌量が多くなって頭皮環境が悪化するためです。まずは夏に起こりやすいトラブルはこちらです！

・毛穴が詰まる

皮脂が過剰に分泌すると、毛穴を詰まらせる原因になります。頭皮の毛穴が詰まると、健康な髪が育ちにくくなって、髪の毛がやせ細ってしまったり、切れてしまったりする原因になります。それだけでなく、毛穴が詰まると髪の根元がペタンと潰れて倒れやすくなります。髪のベタつきとあいまって、「シャンプーしていない人」に見えてしまうことも(；；)！！

・髪がベタつく

頭皮は顔の2倍もの「皮脂腺」があると言われていて、特にベタつきが気になるゾーンです。
シャンプーで皮脂や汗を洗い流し、清潔に保つことが大切です。しかし「さっぱりしたいから」「ベタつくと気持ち悪いから」とゴシゴシ洗いすぎてしまったり、洗浄力の高いシャンプーを使うと、ベタつきがかえって悪化することも(；；)皮脂は乾燥から肌や髪を守ってくれる役割もあるため、落としすぎるとさらに分泌量が増えてしまうのです。洗いすぎに気をつけて頭皮をケアする必要があります。

・ニオイが気になる

汗や皮脂が多くなるのでそれに伴ってニオイも気になるようになります。頭皮や髪の毛が匂う原因はいくつかあって、
・汗が頭皮の常在菌を分解している
・沢山でた皮脂が酸化している
・皮脂をエサにする雑菌が繁殖する
このような原因があります。複数の要因が重なって、嫌なニオイを発生させてしまうのです。

・フケが出る

頭皮にある角質が古くなって、剥がれ落ちるのがフケです。人の皮膚はターンオーバーといって、新しく生まれ変わる機能を持っています。毎日毎日新しい細胞が生まれ、古くなってしまった細胞は肌ならアカとして、頭皮ならフケとしてはがれ落ちます。フケが出ることは当たり前の現象なのですが、通常は毎日のシャンプーで洗い流されているためフケが目立つことはほとんどありません。健康な頭皮は皮脂と常在菌のバランスが取れているのですが、夏の様々な要因で頭皮バランスが崩れると、ターンオーバーが乱れてフケが目立つようになるのです。

・赤みやかゆみが強くなる

紫外線は頭皮の表面だけでなく、細胞内部にまでダメージを与えますハリやコシも無くなるだけでなく、ターンオーバーが乱れる原因にもなります。フケや毛穴詰まりをケアしないで放っておくと、頭皮が炎症をおこし赤みが出たりかゆみも出てきます。

正しいシャンプーは全てのトラブルを解決する！

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①シャンプー前にはブラッシング

シャンプーをする前に、まずはブラッシングをします。髪生え際から後ろにかけて軽くブラッシング。髪や頭皮に付着している皮脂や汚れを浮かせるだけでなく、血行を良くする効果もあります！

②髪の毛は1分以上予備洗いする

シャンプーをつける前に、髪の毛をチャチャッとお湯で濡らしているだけの人はいませんか？実はシャンプー前に丁寧にお湯で洗うだけでも、頭皮の汚れは６割も落ちると言われています！お湯の温度は３８～４０度にして、頭皮までしっかりすすぎ、表面の汚れを洗い流しましょう。

③シャンプーを手のひらで泡立てる
シャンプーを出してそのまま髪の毛につけるより、手のひらで馴染ませて軽く泡立ててから頭につけると効果的です。空気を含ませるように泡立ててください。たっぷりの泡でふんわりもみ洗いするのがコツです。

④シャワーは９０度の角度であてる

シャワーを９０度の角度で頭皮に当てると、しっかりとお湯が届いて泡を洗い流せます。耳の後ろやえりあしにもすすぎ残しがないように気をつけて。お湯の温度は予備洗いの時と同じ３８〜４０度にしましょう(^^)

少しの手間を頭皮にかけよう！

シャンプーを正しくするだけでも髪の毛にはたくさん良い効果がありますが、夏のダメージはそれだけではカバーしきれません(；；)
少しの手間を惜しまずにケアすることが出来ると、夏のケアはますます万全になります！

・頭皮用ローションをつける

顔に化粧水を塗るのと同じように、頭皮につける化粧水も存在します。頭皮を健康に保つには、水分がとても大切なのです。地肌が露出している所は「日焼け」しやすいので、頭皮に頭皮用ローションを塗りましょう。指で染み込ませ、指の腹で優しく頭皮全体に塗り込んで行きます。紫外線の刺激からも守られやすくなります。頭皮ローションをわざわざ買うのがちょっと……という方は、「敏感肌用」や「低刺激」の化粧水でも代用が可能なようです。

・少しの外出でも帽子をかぶったり、日傘をさしたりする

ほんの15分だから……と、無防備で外に出ることは危険です。日々の紫外線の蓄積で髪を保護している「キューティクル」が剥がれてしまいます。進行すると、枝毛になったり切れ毛を引き起こしてしまいます(；；)帽子や日傘で直接紫外線を浴びないように気をつけてみてください。

皮脂トラブルが起こりやすい夏は、正しくシャンプー、ちょっとしたひと手間で乗り切りましょう！