ストレスは脳にも溜まっていく！？脳の元気度をチェックしてみよう！

毎日のストレスに心や身体が乱される……。毎日元気に過ごしたいのに！！もう！！なんて思う事はありませんか？
ストレスに強いか弱いかは、実は脳がカギを握っています。ストレスケアの第一歩は脳にアプローチすることにあるのです(^^)今回は脳を元気にする方法をご紹介します！

脳に余裕があると、ストレスの受け止め方が変わる！？

出典：photoAC

私たちはストレスを感じると、まず脳の「大脳皮質」という部分でキャッチします。大脳皮質とは「理性の脳(考える脳)」と言われていて、行動や思考をコントロールしています。
そして、その隣にあるのが、感情や本能と関係の深い「大脳辺縁系」と呼ばれる部位です。大脳辺縁系で「不快なもの」と「心地よいもの」などを認識していると言われています。
例えば、エレベーターや電車の中で満員電車の状態だと不快に感じてしまいませんか？脳も同じで、ギュウギュウの状態だと苦しくなってしまいます。大脳辺縁系を窮屈な状態にしないように、余裕のある状態にすることが大切です。
しかし、スマホを見すぎていたり、忙しすぎると知らないうちに大脳皮質をたくさん使って考えてしまうことで、大脳辺縁系が窮屈になってしまい、必要以上にストレスを重く、大きいものとして認識してしまいます。すると、感情や本能と関係する大脳辺縁系が「不快」と感じて間脳を通して自律神経を緊張させてしまい、心身に影響が現れてしまうのです(；；)

一方で、大脳皮質に余裕があれば、大脳辺縁系にも余裕が生まれるので、ストレスをキャッチしても軽く、小さいものとして認識します。すると、大脳辺縁系では「快」と感じ、自律神経に影響を及ぼすことなく、元気にしてくれるのです(^^)

あなたの脳はどのくらい元気？12のチェックテスト

それでは、あなたの脳はどのくらい元気な状態なのでしょうか？以下の質問に対して、最近(2～3週間)のあなたの状態を選んでください。
最後に全ての点数を合計し、チェックしてみましょう！

YES＝2点
どちらともいえない＝1点
NO＝0点

①気持ちの切り替えがスムーズに出来ている
②自分が楽しむための時間を持てている
③周りの花や風景の変化に良く気づける
④身体が軽いと感じる
⑤直感がよく当たる気がする
⑥自分のことが好きだと思う
⑦マイナスの感情はあまり浮かんでこない
⑧日々の仕事や生活に手応えがある
⑨愛想笑いなどではなく本気で笑える事が多い
⑩今の自分に納得できている
⑪今の生活に満足している
⑫幸せ？と聞かれたらもちろんYES

あなたの脳の元気度は？

〇21点以上の人〇
脳の元気度90%
脳が元気なあなたは、ストレスに強いタイプ。ストレスがあっても上手に気分転換が出来ているようです！この状態をキープ出来るように続けていってください(^^)

〇10~20点の人〇
脳の元気50%
小さなストレスは受け流すことが出来ています◎しかし、ストレスが重なったり、大きなストレスがかかってしまうと立ち直るのに時間がかかりそう(；；)

〇9点以下の人〇
脳の元気度20%
脳がお疲れ様気味になっているので、小さなストレスにも敏感になっているかも(；；)
頭でいろいろと考えずに、心地よいと思えることを少しでも毎日に取り入れて過ごしてみてください(^^)

脳が疲れているときはこう過ごそう！

どんなに気をつけていても脳の疲れは溜まってしまうもの。そんな時はどう過ごしたら楽になるのでしょうか？

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・良質な睡眠をとる

いい睡眠は脳の疲労回復が期待できます。質の高い睡眠は副交感神経の活性化を助けるからです！副交感神経が優位になると、心身が「休息モード」に切り替わります。身体と心がリラックスすることで、脳の疲労が回復されやすくなるのです。
理想の睡眠時間は6～7時間程度。食事とスマートフォンは2時間前には終わらせて、本を読んだりストレッチをして過ごしてみてください(^^)
お風呂に入るのもリラックスには◎。こちらも寝る2時間前に入浴しておくと、就寝時間には体温が下がり始めて眠気を感じやすくなり、スムーズに眠れるようになります。

・脳の疲労改善に効果のある食べ物を食べる

バランスの良い食事には、脳の疲れを回復させる効果があります。脳の疲労回復に役立つ食べ物は以下のようなものです。

・EPAやDHAが豊富な魚(サバ、イワシ、サンマ、サケなど)
・亜麻仁油
・ナッツ
・果物
・緑黄色野菜
・豆、大豆
・鶏肉
・卵

良質な脂質とビタミン、ミネラルは脳の回復を助けてくれます。脂質の摂りすぎにだけ気をつけて、バランス良く食事をとってみてください。

・パソコンやスマートフォンから距離をおく

脳を疲れさせる大きな原因は、たくさんの情報に触れることです。情報量が脳の処理能力を超えてしまうと、パンク状態になるからです。

特にパソコンやスマートフォンは一度に膨大な情報が出てくるため、何気なくチェックしているだけのつもりでも、脳は多くの情報処理に追われることになります。
脳を疲れさせないためには、脳がボンヤリ出来る時間を作ること。パソコンやスマートフォンを封印して、読書などをしてみましょう。

取り入れやすいところから取り入れて、脳を元気にしましょう！