秋もキレイな肌でいよう！夏の肌ダメージの回復法

厳しかった夏も、そろそろ終わりの気配が近づいてきました。「お肌のお手入れもひと段落」なんて思っていませんか？しかしそんな今こそ夏のダメージ肌をしっかりケアしておかないと、秋冬まで紫外線の影響が残ってしまうのでさ(；；)ダメージ肌を持ち越さないで、ツヤのある健やかな肌で秋を迎えるために、スキンケア方法をご紹介します！

紫外線ダメージは遅れてくる！？

出典：photoAC

半日ほど日に当たって日焼けしただけでも、日焼け後10日くらいまで皮膚の細胞の配列や形が不規則になり、細胞が収縮してしまいます。そのあとゆっくり変化しながら元の状態に2～3ヶ月かけて戻っていくのですが、ひと夏に何度も日焼けしていると、完全に肌が戻るのに1年以上かかってしまうことに(；；)
紫外線の影響を受けやすい肌ですが、実はリカバリーしようとする力もしっかりあります。
紫外線の影響を少なくするために、普段よりも角質層を厚くし、肌を守ろうとするので、秋口の肌はゴワゴワしたり、古い角質が毛穴に詰まりニキビなどの原因になるなどトラブルが起きやすくなってしまいます(；；)
それだけでなく、肌の潤いバリアもダメージを受け、水分量が減ることでカサカサしたり、キメやツヤも少しずつ悪化したり、くすみを引き起こしたり…….。長年の蓄積により肌年齢が進行しやすくなる原因にもなります。

夏の肌ダメージ三大要因

1、冷房

夏場の冷房による冷えと乾燥。厳しい夏はどうしても冷房は必要ですが、震えるほど冷房が効いている場所も多く、肌の乾燥が進みます。冷えは万病のもと、と言われるほど、肌にとっても良いものではありません。血行が滞り、体調や肌バランスを崩して乾燥や肌荒れ、くすみなどの影響にも繋がります。

2、紫外線

肌老化の7割は紫外線の肌に対する影響(光老化)を受けていると言われています。皮膚の炎症やシミの発生、コラーゲンの減少やエラスチンの破壊による弾力・ハリの低下、シワなどの要因となっています。

3、汗

体温調節をしてくれる汗も、過度に出過ぎれば良くない影響をもたらします。肌バランスが崩れるだけでなく、過剰に分泌された汗に含まれる塩分が肌に付着し、その上を擦ってしまうと細かいダメージに繋がります。

紫外線との上手な付き合い方

実は紫外線は、デメリットだけではありません。体内でビタミンDを作ったり、太陽光を感知して体内時計をリセットしてくれたりするメリットもあります。ただ、先程も書いたように日焼けや光老化などの肌トラブルをおこしたり、免疫力の低下、皮膚ガンや白内障のリスクを高めてしまうことも事実です。
むやみやたらに怖がる必要はありませんが、皮膚を守るという観点から、無防備に過ごすことはできるだけ控えましょう。

秋のケアは内からも、外からも！

〇内側のケア〇

①水分をたくさんとる

出典：photoAC

水分はできるだけたくさんとるように意識してください。肌の水分量は体内の水分量に関係してきます。とる水分量が少ないと、肌も乾燥してカサカサになってしまうのです。
のどが乾く前に、こまめに水分補給をすることを心がけましょう。普段から水分補給する癖がない方は、1日2リットル飲むことを目指してみてください。水分は水がオススメです。

②食事のバランスを見直す

栄養に偏りがあると肌トラブルが起きやすいと言われています。タンパク質をしっかりとるとお肌だけでなく爪、髪も強くなるのでオススメです。また、紫外線対策としては緑黄色野菜と果物を食べるのも◎。紫外線から身体を守ってくれます。

〇外側からのケア〇

①秋も日焼け止めはしっかりと！

夏だけでなく、秋や冬も日焼け止めはしっかり塗るのが◎。
紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでいます。油断せず日焼け止めでお肌を守りましょう。おでこや鼻、頬の上など、顔の中でも高い位置にある部分は紫外線にさらされやすいので、日焼け止めを2度塗りすると安心です。
汗をかいていなくても、塗りなおす頻度は2時間おきがオススメです。
日焼け止めがこまめに塗り直せない！という方は、帽子やサングラスをする、日傘やアームカバーなどのアイテムを上手に活用するのもひとつの方法です。今出来ることから習慣化してみましょう。

②ボディクリームやローションでしっかり保湿する

秋は乾燥してくる季節です。念入りに保湿をすることで、肌のダメージをやわらげることができます。お気に入りの香りのするものや、塗りやすいものを色々試して取り入れてみてください。

③美顔器でワンランク上の保湿ケア

もし出来るなら、美顔器をつかって保湿ケアをするのも◎。
イオン導入のできる美顔器をつかうと、お肌の角層までしっかり水分を浸透させることができます。夏に疲れた肌に、ご褒美ケアをしてみてはいかがでしょうか？

夏のダメージは内側からのケアだけでも、外側からのケアだけでも成果は出ません。外側のケアをしながら、食事、睡眠、運動、そしてストレスを出来るだけ貯めない生活を心がけてください。カラダとココロのバランスがキレイなお肌を保つコツです。